美容系の業種に特化している「ホットペッパービューティー」や、飲食業なら「食べログ」「クックドア」「ぐるなび」など、業界特化型プラットフォームを利用することで、高い集客効果が期待できます。
このようなプラットフォームには大きなメリットがありますが、先日のお客様とのやり取りから、依存することのリスクも改めて感じました。
先日、ある業界特化型の求人情報サイトが仕様を変更し、これまで会員登録なしで閲覧できた求人情報が、会員登録必須となったのです。
私たちの普段のネット利用を思い返してみても、詳細情報を見たいときにログインや会員登録を求められ、「面倒だな…」と感じてページを閉じてしまうことはありませんか?
この仕様変更は、当然ユーザーに大きな影響を与えるでしょう。会員登録必須化によってユーザーの質が向上する可能性はありますが、一方でユーザー数の減少が予想されるでしょう。今後、求人を掲載している企業や店舗は、応募状況を見ながらこのプラットフォームの継続利用を検討せざるを得ないかもしれません。
情報発信や求人募集を行う際に、ひとつのプラットフォームだけに頼りきっていると、突然の仕様変更によって期待していた効果が得られなくなるリスクがあります。これは、どのプラットフォームにも起こり得る問題です。
そこで大切なのは、複数のチャネルを用意しておくことです。自社の公式ホームページやSNSなど、いろいろな場所で情報を公開することで、ひとつのサービスに依存するリスクを減らせます。
また、SNSなどで拡散する際にも、詳細情報を求めるユーザーのために公式サイトに充実したコンテンツを準備しておくことが重要です。こうした工夫が、ユーザーにとっても企業にとってもプラスに働くでしょう。